これを設置するだけで便器の内部はほぼ掃除をしなくなりました。
水質にもよるとは思いますが、そもそも黒ずみがつくことがほぼありません。うっすら見えても軽くブラシでなでる程度で落ちます。元々あった汚れもどんどん勝手に綺麗になっていきます。
こういった商品にありがちな臭いも感じませんし、泡立ちもしなければ色も変わりません。たまに元々あった汚れが落ちてくるくらいです。
その名は「ダカラビセイブツ」
名前が胡散臭いのが唯一の欠点。
しかしきちんとした旧明治製菓株式会社のヘルス・バイオ研究所から出た商品です。
どのような商品かというと、良くない菌や汚れをそれよりも強い害の無い菌で駆逐し、それによって発生している汚れも分解してしまうというものです。
そして菌の増える速度はもの凄く早い。
栄養と環境さえあれば、菌にもよりますが1個の菌が1日でコップ1杯分に増え、もう1日置けばちょっとした山、もう1日で木星の大きさになるそうです。
ほんのちょっとトイレのタンクにこの「良い菌」が入り込めば、夜の間だけでもどんどん汚れを栄養にして分解してくれるんです。
使い方は置くだけ簡単
使い方は至って簡単、トイレのタンクの水が少し当たる場所に置いておくだけ。
交換期間は説明書によると1個で1ヶ月以上ですが、トイレの使用頻度によっては余裕で2ヶ月以上交換無しで使えます。
黒ずみが出たか出てないかくらいになったときは、さっと何かで一拭きすれば終わりです。
人体に全くの無害
会社に問い合わせたところ、納豆菌の1種なので人体には無害。
中途半端な位置に置いたことで入れ物にカビが生えることがありましたが、カビキラーなどの強アルカリのカビ除去剤で掃除しても菌が休眠状態になるだけで特に問題ないそうです。
お手入れも楽ちんです。
タンクの中はどうなったか
井戸水の藻や謎の黒い汚れが汚れが勝手に落ちてました。トイレを流すときにたまに出てきます。
ただ、菌という生物な以上、どうしても塊になってしまうことがあります。特に黒ずみや汚れの原因になるわけでもないので放置でいいのですが、気になるなら掃除が必要です。
あと、トイレの水が出る箇所の汚れや、見えにくいところにある凝固した汚れもブラシを使うこと無くいつの間にか落ちていました。
背面タンク式のトイレには経済的で断然お勧めです
最近のトイレは背面タンクの無いものも多いのでスタンプタイプなどを使わざるを得ないことも多いでしょうが、そうでなければ是非一度お試しいただければ。どうせダメでも普段の掃除用具に戻るだけですしね。
ただ、あまりにも汚れているようなら先に一度タンクの中をきちんと掃除した方がいいかもしれません。先にダカラビセイブツでどこまで分解するかを試してもいいんですけどね。
詰め替えセットもあるので数ヶ月試した方が効果を実感できるかもしれません。
ちなみに生ゴミ臭にも効果的な商品も出ていて、こっちもリピーターしてます。