ペン型ICレコーダーRR-XP008とVP-15どちらがお勧めか

結論から言うと、パナソニックのRR-XP008は録音しっぱなしの使い方、オリンパスはこまめに録音を区切る使い方が合っています。

最初はペン型ICレコーダー パナソニックのRR-XP008を購入しました。しかし、機能的にオリンパス ボイストレック VP-15との仕様比較で割り切ったはずの内容が気になって結局は両方とも購入してしまいました。

せっかく両方ありますし、なかなか二つとも使う機会がある人はいないので、それぞれ自分なりに感じた使い勝手をメモしてみたいと思います。

結果は一長一短でどちらがいいともいえないものでした。

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そもそも二つ購入した動機

以前に会社でうんざりしたことがあるからです。連絡自体は直接電話で話をするにしても、先にメールで資料を送った方が確実で早い。証拠も残ります。

会社命令で言った言わないの水掛け論から、明らかに矛盾した朝令暮改、法律や条例に違反している行為の強制など面倒くさいことこの上ない。会社が言う綺麗事は信用なりません。証拠が残らないからと責任をとらされてはたまったものではありません。そういう会社に限って初日のバイトにすら公開しているような情報を、メモはOKで媒体への記録はNGなどと馬鹿げたことを抜かします。効率の悪いことこの上ない。

自分がいない場所で使うのは盗聴になってしまいますが、自分が聞いているものを録音する分には盗聴になりませんし、それ以外にも話を記憶するのが苦手なら備忘録にもなります。自分が苦手なことを克服するのに時間をかけるくらいなら長所を伸ばして機械で補えばいい。

ICレコーダーのタイプ

大きいものから小さいものまでありますが、薄型高性能かペンサイズ、もしくはペン型が最も使いやすいものです。中でも胸ポケットに入れられるペン型、ペンサイズのものが目立たないので取り回しがいいでしょう。

2017/10時点で評判の良いペンサイズのICレコーダー

そこで現状、2017年10月時点でもペン型で評判がいいのがタイトルの2つ、パナソニック RR-XP008とオリンパス ボイストレック VP-15を使ってみました。

初めはeneloopやエボルタを使っているのでパナソニックのRR-XP008を購入しました。しかし、後ほど述べる機能面で使い勝手が微妙な部分が色々とあって、結局オリンパスのVP-15も購入して比べてみました。

パナソニックRR-XP008はどんな機種か

評判はいいのですが、使い方によっては非常に面倒なので注意が必要です。

ペンサイズではありますが、以外とトップの銀色部分が目立ちます。目立つのが嫌な人は、マーカーか何かで色をごまかした方がいいかもしれません。

メリット:EVOLTAが使える

パナソニックは何といってもEVOLTAをUSB接続するだけで即充電開始する機能がついています。ただし、他の充電電池は対象外で説明書で保証しているのはBK-4LLB/2BかBK-4MLEのみなのは要注意。確認したところ2本組でしか売っていないのでBK-4LLB/2BかBK-4MLE/2Bを使いまわすしかなさそうです。

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もっとも、最初からついている充電電池だけでかなり使えます。

買い足すような使い方なら頻繁に充電することになりますし、電池持ち的には低容量で充電回数の多いBK-4LLBの方がいいかなと。

ただ、別に本体で充電しなければいけないこともないし他の電池を使えないわけでもありません。電池を取り出して充電する場合には関係ない話です。

メリット:ファイル名が日付と時刻で、勝手にファイル名を整理してくれる

日付と時刻を設定しておくと、ファイル名が年月日時刻になります。また、PCで要らないファイルを削除した後に接続を外すと、自動的にファイル名を整理してくれます。説明書にもありますが、 “001_07140819A0.mp3” みたいな感じですね。ファイルの番号、年月日時間フォルダ、の順番なのでわかりやすく整理しやすい。

VP-15は淡々と順番にファイルの録音順が付いていくだけです。ファイル名自体は後からツールを使って作成日時に変更するなり、そもそも作成日時で整理するなりすればいいのですが、やはりファイル名が自動で変更されるのは楽ちんです。

メリット:クリップが強め

これが割と重要で、落としにくい。どうしても落としたくなければネックストラップやクリップで留めた方が良いでしょう。

デメリット:即録音の設定がない

即録音ができません。電源を入れて数秒、その後に録音できるようになります。HELLO表示が表示されている途中からされるのかな、といった感触です。挨拶なんかいらないのでさっさと録音させてほしい。なので、事前に録音を始めておいて、適当なところで一瞬だけ録音を止めて再度録音といった形で、一日中録音するのが一番使いやすい使い方だと思われます。

じゃあ停止中も電源を入れておけばいいじゃないかとも思うでしょうが、そうすると横のボタンが押されて設定画面になっていたりして、録音を受け付けない状態になっている場合があります。

こまめに録音を区切るなら、後ほども触れますが大気状態から即録音できるオリンパス ボイストレック VP-15の方がいいでしょう。

デメリット:音声の調整は再生のみ、録音では音声のオート調整がない

PCなどで確認する場合は全く役に立たないので、直接レコーダーにイヤホンをさして音声調整する必要があります。その手の編集ができるソフトもありますがデータの処理をしたくありません。

デメリット:専用ケーブル

面倒です。充電もデータの受け渡しもこれ。他は試していません。説明書にはこれ以外は動作保証しないと書いてあるので使うしかありません。

デメリット:服によっては銀色は目立つ

トップの銀色部分は服によって結構目立ちます。

ちょっとした注意点:使用箇所によっては電池カバーが傾いたりして、ケーブルが刺さらなくなることがある

電池カバーがそれほど固くありません。捩じって抜くと電池ボックスが露出するのですが、いつの間にか傾いていることがあります。

充電しようとケーブルを差し込もうとすると刺さらない。よく見ると中身がずれている。そうそうに無理な力をかけて中身をゆがませたかと思ったら、カバーが傾いているだけでした。
抜けることも予想されるので、ふつうは胸ポケットなどで使うのをお勧めします。

オリンパス ボイストレック VP15どんな機種か

デメリットが多いのですが、決して見劣りするものではありません。あくまで私の使い方で、という点です。

メリット:ソク録モードが便利

こまめに録音を分けたい場合はソク録モードにしておくと、電源を切っても待機状態になり、ワンタッチで録音が始められます。もちろん電池持ちは悪くなりますが1日くらいなら十分もちます。録音したい場面が決まっている人の場合はこれは非常に便利ですね。待機時間も最高10時間までいけるので、5時間や10時間に設定しておけば大体の状況に対応できるのではないでしょうか。

これが他の短所を帳消しにするほど便利です。

メリット:スピーカーをオフにできる

再生ボタンを押しても勝手に外部に音が出ないように設定できます。

間違えて大音量、とはいってもペン型のスピーカーなのでそこまで大きな音ではありませんが、事故を防げるのは安心感があります。

メリット:ボイスチェイサー機能とノイズカット

オートで録音レベルを調整する機能です。しかし、過度の期待は禁物で、あまり大きい部屋では効果はそれほど感じなかった。小会議実くらいなら、声の小さい人も拾ってくれるかもしれません。高級機種できちんと大きくステレオマイクが設置されているものならば別だとは思います。

ノイズカットは本当に場所によるので使ってみないとわかりません。サンプルを聞いたらわかると思いますが、気休め程度だと思った方がよさそうです。

メリット:直接USB端子が付いている

余計なケーブルを使わずに充電からデータの受け渡しができます。ただし、USBメモリー扱いになるので企業によっては持ち込み禁止に引っかかる可能性があります。

デメリット:オリンパスの電池しか充電できない

オリンパスの充電電池なんかほとんどの人が持っていないのではないでしょうか。とはいっても別にオリンパスの電池しか使えないわけではないので、eneloopなど他の充電電池を使えば済みます。

なんとも言えない部分:充電は接続してからボタンを押さないといけない

他の充電電池を使う分にはメリットです。勝手に充電が始まりません。忘れることがなければどうでもいいのですが、いざという時の不安材料ですね。

デメリット:ファイル名が延々と記録ナンバー

RR-XP008のところにも書きましたが延々とVP150003.mp3などというように記録されるようです。少なくとも普通に使い始めるとこのようになります。もちろん設定で時刻設定はあるのでファイルの時刻は記録されていますが、管理的には不便ですね。そのまま管理しても構わないのですが、要らないファイルを消すと飛び飛びになりますし、ファイル名変更アプリでいちいち変更するのも面倒です。

デメリット:クリップが弱い

クリップが上部を押さえて開け、挟むようにするタイプです。これが柔らかいのでかなり不安です。使う場合は単に服に挟むのではなく、ストラップなどで引っかけた方が安心です。私は早速なくしました。

操作のコツ

よくレビューで操作しにくいというのを見かけましたがそうでもありません。十字に動かせる部分は押すのではなく、傾けるように動かすようにするものなので簡単に慣れます。というか慣れればこちらのほうが楽。

個人的にはオリンパス ボイストレックVP-15がお勧め

機能的にはオリンパス VP-15。スピーカーオフと待機モードで常に録音でも十分対応できます。こまめに分けたい人にも長時間録音したい人にも向いています。直接USB接続可能なのは、持ち込み禁止の場所で問題になりますが。

電池がオリンパス専用なのがたまに傷ですが、直接充電しないなら関係ありません。接続してすぐ充電ではなく開始確認があるので間違えて電池を入れたままUSB接続しても安心。動作保証はないものの他の電池でも使えます。

ちなみに証拠能力としては録音しっぱなしの方が有利

一部分だけ録音というのは前後がわからないので、全体を録音した方が有利です。なおかつ自分でそれぞれの発言を書き出さなければいけないので、必ず相手と自分の声が入る位置関係を把握しておきましょう。これは自分でやらないと結構お金がかかるそうですし、何時間もの内容を裁いている時間は裁判官も弁護士もありませんので。

自分の状況によって選ぶのが一番ですね。

もちろんこれ以外にももう少し大型のものであれば、靴下に仕込んだり、ポケットに仕込んだりできるので、色々と探してみると良いと思います。

色によって値段が結構違うので、気にならなければ検討してみてはいかがでしょうか。

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絶対に見つかりたくないならベセトの完全ペン型やもっと超小型のものを服に隠す

ペン型は普通にボールペンとして使えます。小型のものは雑音には目を瞑って、音の入る場所に落ちないように縫製でポケットを作るなどで細工しておきます。