おもてなしと過剰サービス:区別しないと人員流出する

ちょっとした心遣いがおもてなしの心だというならわかるのですが、追加サービスをおもてなしと混同しているように見える時があります。

給料に反映しない仕事は従業員を疲弊させる

法律的に外国人優遇、同じ料金なのに送迎、同じ値段なのに英語案内。そんなことをチップ文化がない日本でやらせるなら、その分の給料を払わないとおかしい。その分は商品を値上げするしかありません。

海外に需要がある以上、グローバル化が進めば人員の流出につながる

同じ給料で一段上のサービスを従業員にさせていると、人員の流出につながります。誰もが海外で働けるようになれば、同じサービスをして高い給料が貰える海外で就職した方がよくなる。本格的に英語教育が進んでしまえば、技術を学んだらさっさと出て行きます。プログラマーの待遇の違いは有名なところです。

心遣いは負担になるようなものではない

もともとちょっとした心遣いなら国民性で済みます。海外のB&Bでもしている程度で十分です。枕元にキャンディが置いてあるとかそのくらいでいいんです。

サービスを杜撰にしてもいいとは言いませんが、せめて今までの日本人相手と同じ程度でいい。それ以上に何かするのは当人次第です。