ライトニングケーブルの劣化を修理なし手入れだけで直した

iPhoneのライトニングケーブルがおかしくなったのですが、ちょっとした手入れで直りました。あくまで手入れです。見るからに断線の疑いがある場合は買い換えた方がいいです。火を噴いたら洒落になりません。

世の中のスマートフォンがUSB-C充電に統一されていく中に第2世代SEもライトニングケーブル採用ということで予備を購入しつつ、壊れてもいいやと荒療治開始です。

まずは本体の充電端子の確認

きっかけは夜中に響く充電音がポーンポポポポーン。

真夜中にいきなりポーンと例の充電開始音。触れてしまったかなと思って寝返りをうった瞬間に、狂ったようにiPhoneの充電音が連打されはじめました。

しばらくすると静かになるものの、またポポーンと鳴り始めます。

本体の充電端子が壊れているとどうしようもないので、まずは別に持っていたモバイルバッテリー用のケーブルでテスト。こちらも不安定なもののポポポポポポーンといった連打にはなりません。

違いがある以上はケーブルの方に問題があるはず。

ライトニングケーブルのどこにも断線するような折れ曲がりなどの破損が見当たらなかったので端子に注目。

原因の1つ目は金色の端子の劣化

よく見ると金色の部分が若干劣化のようなものがありました。よく充電電池の充電器の端子につくような汚れのようなものです。

昔にセットで買った布やすりがあったので軽くこするとあっさり落ちました。これでいけるか?とテストしましたがやっぱりポポーン。多少ましになったもののまだおかしい。

原因の2つ目は金色の端子の周り

他に原因は何だろうと端子を眺めていると、金色の端子以外の場所が明らかに曇っています。販売している新品の端子の写真などと見比べてみると一目瞭然……とまではいいませんが何か灰色っぽい。

ということで丁寧に3000程度の布やすりで優しくこすってみます。表面と裏面を磨いてみたところ、さらにマシになりました。あとやっていないのは上部と左右の細い部分だけなのでそこも磨きます。

原因は表面の劣化だった

さらに念のため普通の布で磨いた後に充電してみると、ポーンと1回だけ充電音。ケーブルのあちこちをこねくり回しても問題ありません。

これでもうしばらくこのケーブルが使えそうでめでたしめでたしです。

まあ劣化したケースのついでに新しい予備ケーブル買っちゃったんですが。

個人的には別にUSBに変わらなくてもいいと思ってますが、世間的には統一の動きになっているようですね。買ったケーブルが無駄にならないといいな。