肩こりには背中の冷えからくるものがあります。そして、以外と自分が冷えていることに気づいていない人が多い。むしろ暑がりで汗っかきの人もいます。
冷えが肩こりの原因?
肩こりが酷いという人や背中周辺のマッサージで寝てしまう人は、ほぼ間違いなく背中が冷えています。他の部分と比べてすぐにわかるくらいで、全く肩こりを感じないという人とはかなり感触が違います。
冷えているのはは血流が滞って、熱がうまく回っていないからです。
温めて肩こりを治めても根本的に解決していない
背中が冷えている人の肩こりは、背中を自然な方法で温めて揺らすように揉むだけでずいぶん楽になります。力強いマッサージを一切せず、軽くほぐすだけで数日は調子が良くなりました。
しかし、これは根本的な解決になっていません。温めて血流を増やすというのは、わざわざ外部で温めないといけない状態になっているということです。
自分の体が血流がきちんと熱を届けてくれる状態になっていれば、冷えで肩こりにはなりません。
体が冷えている原因を特定する
寒い場所にいると体が冷えます。冷たい物を飲食しても冷えます。冷えるような食べ物を食べても冷えます。
基本的にはwikipediaの冷え性にある対策を、可能な分だけ実行していれば効果が出ます。
特にウォーキングでの冷え性と肩こりの改善は私も経験していて、とても効果がありました。試しに正しいフォームで30分から60分ほど歩いてみて、体が楽になったり足が冷えなくなるようなら、しばらく日課に取り入れてみてください。冷え性も肩こりもずいぶんとマシになりますよ。
即効性が欲しい時に簡単なマッサージとストレッチ
他の人にやってもらえる場合は、ゆっくり10分以上時間をかけて人肌程度で背中を温めながら、それほど力をいれなくてもいいので軽くもみほぐします。摘むじゃなくて押すように揉むのがコツです。
自分でやる場合は軽くストレッチ。ヨガのポーズなどが効果的です。しかし、自力で負荷をかけるのは難しいので、ストレッチポールなどを使うのがお勧めです。
そこまでやらなくても、私の場合は両腕を椅子の肘掛けに固定したまま胴体を前後にゆっくり動かして、通常では難しい負荷を背中の筋肉にかけているとポカポカしてきます。
このポカポカした感じが大事。
ウォーキングでは背筋を伸ばし、背中の筋肉を意識しながら腕を背中側に動かし、背中の筋肉が動いているのを感じる。腰を捻るのではなく、腕や肘を背中側や上部に持って行く感じです。意外と普段使っていない筋肉が沢山あり、血流が少なくなるのも納得です。
上手くできると、肩の辺りが触ってわかるくらいに柔らかくなってきますよ。