雨や突風に悩まされることのない部屋干し。でも生乾き臭がする。だから専用の洗剤を使う……必要は特にありません。
要は生乾き臭がする前に乾けば良いんです。以前に書きましたが、お風呂が乾くのに洗濯物が乾かない道理がない。
私は梅雨でなくても黄砂が飛んでいるときは窓を開けません。黄砂が来た後で掃除をすると黄色い粉がワイパーにたっぷりつくことに気づいてから、ずっとそうしています。ちなみに安物のワイパーでは取れないのでクイックルワイパーがお勧め。
先端部分が平らなものと違ってクッション状になっており、きちんと全面をつかって掃除してくれます。そう簡単に壊れるものではないので使えば使うほどコストパフォーマンスが良くなります。
ホコリや砂もウェットタイプではなく、安価なドライタイプでもきちんと絡め取ってくれます。花粉もキャッチは伊達ではなかった。
本題に戻って、部屋干しの話。
色々なタイプがあって迷うところですが大きくまとめてみました。
結論はお勧めするのは窓枠設置タイプなんですが。
部屋干しグッズのタイプ
部屋干しグッズにも色々ありますが代表的なのは以下の3つくらいでしょうか。
- ひっかけハンガータイプ
- 物干しスタンドタイプ
- 突っ張り棒窓枠設置タイプ
一長一短ある、と言いたいところですが、個人的には部屋干しスタンドやどこかに引っかけるタイプは邪魔でした。
断然、突っ張り棒窓枠設置タイプがお勧めです。
突張り棒窓枠設置タイプをお勧めする理由
お勧めするのはこの2つ。
高さに違いがありますので要注意です。
利点はこんな感じです。
- 窓際しか占拠せず高さを上げればほぼ天井あたりまでスペースを使える
- 基本的に物干し竿なので重さのバランスをそれほど気にしなくても倒れない
- 上下二段で位置調整ができる使い勝手の良さ
- それぞれの段に竿用のくぼみが2つずつあるので、正式な使い方ではないが4つまで竿を増やせる
- 設置が簡単で家に傷をつけない
欠点としては窓枠に設置するので日当たりが悪くなることくらいでしょうか。あと窓の外に出るのが多少面倒になりますが、部屋干ししていれば出る用事も少なくなると思います。
設置は簡単で、普通の突っ張り棒と同じように窓の縦横を計って、合うものを捩じって固定する要領です。力もそれほどいらないようにできています。突っ張り棒なのでいつでも外せるし、傷つけることもほぼない。心配ならクッション用のゴムでも挟めばより安心。
外に干さないと乾かないようなものは仕方が無いのですが、私は毛布から敷き布団まで全部これで干しているので、実質なんでも干せています。
洗濯物を早く乾かす方法
乾きにくいものを干すときは新聞紙をくしゃくしゃにしたものを間に挟み、新聞紙の表面積を増やして水分を吸わせて蒸発させる。吸水タオルを持っている人はそれで代用できます。要は炭やシリカゲルと同じ原理です。
そして扇風機やエアコンの送風で、隙間にこもった空気を流しておけばそれで大抵のものは一日で乾きます。湿度が高くなってきたようなら黄砂情報などを見て、綺麗なときに10分ほど換気すれば湿度はあっと言う間に下がります。
紹介した洗濯物干し竿の小技
2段それぞれに2つずつ竿をかける場所があるので、もし他に物干し竿を持っているのであれば重さの範囲内なら2重ずつで4倍干せます。この場合は正式な使い方ではないので壊れても文句は言えませんが、重さのバランスを考えて干している限り全く問題は起きていません。この場合、外から見えるのを防ぎたいものを干す場合は、外に見えても良いものを、内側に見せたくないものを干すことで防ぐなんて小技もあります。
家ではこの物干し竿が余っていたのでそのまま使っています。
家では年中つけっぱなしで役に立ってくれています。
これからの梅雨、また梅雨に限らず花粉や黄砂対策に突張り棒物干し竿、いいですよ。
設置できるかどうかは必ず注意して確認
カーテンレールと干渉しないかの確認と設置場所の強度の確認をお忘れ無く。カーテン自体と干渉しても干しっぱなしでカーテンを閉じる私は特に気にしないのですが、カーテンレールと干渉すると取り付けが面倒なことになります。サイズはきっちり計って使えるかどうか確認してください。
他のも良さそうでしたが、物干し竿を横から通すタイプだと外すのが部屋の構造的に面倒かなと。
ひっかけハンガータイプをお勧めしない理由
何よりもひっかけられる場所が大体は通り道なんですよね。気を使わないと体に当たって落としてしまう。
また、結局爪でひっかけているので傷がつくのは覚悟しないといけない。あとは重さの制限がそこそこ厳しいことでしょうか。
少量だけで済ませる人なら使い勝手がいいかもしれませんが、洗濯物が多めだったりまとめてやる人には向いていません。
物干しスタンドタイプをお勧めしない理由
収納が便利というものもありますが、仕舞うことがないので結局そこが物干し専用のスペースになります。
中途半端な高さのものでは天井までの隙間がデッドスペースになりますし、下で支えているのでバランスが悪く、上にはあまりたくさん干せない。
大型はそもそも置く場所がない。スペースに困っているから部屋干しグッズ買っているのにそれでは本末転倒です。