さすがに最初のカビ取りは必要ですけどね。いきなりタイトルの訂正入れて難ですが。
これから梅雨。カビの季節です。特にお風呂は何をやっても天井やらあちこちに生え手黒ずみがでできます。テレビでも取り上げられるようになりました。
テレビで紹介していた方法は以下の通り。
- 50度のお湯を90秒かけると根元まで根絶できる
- 一度根絶すれば表面だけで良いので5秒だけお湯をかけるだけでいい
- 黒ずみは漂白するしかない
- とにかく乾燥させる
そんなことはわかってるけど生えるんですよね。
お風呂のカビ対策は実は簡単
さて、本題ですが私の家ではお風呂に換気扇が付いていないという謎仕様でカワックみたな対策もされていません。一年前までは天井や浴槽の縁のカビ退治にカビキラーのお世話になっていましたが、ある日ふと思いついた方法を守ったところ、ただの一度もカビの黒ずみが発生していません。
つまり洗剤が全く要らないんです。掃除もほぼ水をかけるだけで済んでいます。お湯も要りません。もちろん最初は根絶させるために掃除しましたけどね。
カビが増えるのは増える条件が整っているから
カビはどこにでもいるので防ぐ方法はありませんが、増えないようにはできます。
カビの増える条件は大きく分けて3つ。
- 温度
- 栄養分
- 適度な湿気
この3つのどれか、もしくはすべてを取り除いてやれば増えない。
カビが増える風呂場の温度を下げる
風呂に入らないで蓋をしたりしていると風呂の温度が上がってしまい、カビが増える条件を満たしてしまいます。
なので、湯船にお湯をはっている時間を短くする。つまりすぐ入ってすぐ流す。また、お風呂が寒くないということは壁が暖まっているということなので、水で流して温度を下げてしまいます。
カビの栄養分を減らす
皮脂はもちろんですが、石けんやシャンプーは思ったよりも飛び散っています。先ほど書いたとおり風呂場の壁全ての温度を下げるついでに流してしましょう。
カビの増える湿気を下げる
これが一番難しい……ことはなく、実は一番簡単です。何しろ換気扇のない我が家で対応できていますからね。むしろ換気扇は中にホコリがたまったりして余計にカビの温床になっているかもしれません。
本題の対処法はずばり、浴室の扉を開けて、中に向けて扇風機を回すこと。それだけです。窓を開ける必要はありません。というか経験上は窓を開けない方がいいです。
ある実験結果なのですが、部屋の中の空気を入れ換えるのにどの位置で扇風機を回せば一番効率がいいのかというのがあります。結果は部屋の外1メートルあたりから中に向かって回すのが一番効率が良いとのこと。中から外に回すのではなく、外からなかに空気を送り込むんですね。場所に余裕があるならお風呂の扉から少し離しておくとよりいいと思います。
本当に一晩ゆるゆると扇風機を弱で風呂場に向かって回しているだけでOKです。
圧倒的なコストパフォーマンスと手間のかからなさ。
その他やっておくといいこと
お風呂のカビ対策には薬品はほとんど必要ありません。暑い夏にも寒い冬にも窓を開ける必要はなかった。環境や構造によっては多少違いはあると思いますが、とにかく扇風機の風が遮られないように隙間を空けてものを置けば効果的です。
例えばシャンプーなどを直に置かず底に水はけの良いよう穴が開いている容器に入れておく、風呂場の椅子がきちんと乾くように水でかるく流してから横向けにして置く、風呂桶は少し隙間が空くように傾けて逆さに置くなどですね。
あとはシャワー内部のカビについてですが、ピンクのは菌なのでなんとも言い難いです。でも、そこを温床にして生えるカビは60度のお湯を壁のカビ退治に使っている間に死滅するのでカビについてはついでで全滅してます。ただ、ホースによっては耐熱温度が低く、50度までだったりするので注意が必要です。
去年から続けてみてカビはどうなっているか
風呂場に湯を張って温度を上げてしまった時と、風呂場を大量の部屋干しに使ってしまった時以外以外は全く増えていません。他には何していません。水垢が気になるので体を拭いたタオルで浴槽の縁を拭いているくらいです。
せっかくまとめ買いした大容量カビキラーが全く減らないといううれしいやら悲しいやらという状況です。まあ漂白剤なのでキッチンやら布巾の除菌に使うことにしましたが。
実際カビ対策のCMに申し訳なくなるくらいです。それでも気になる人はこの記事を書いている時にやっているCMの商品を使ってみてもいいんじゃないでしょうか。私は必要性を感じないので使いませんけどね。毎日風呂場に向かって一晩扇風機を回すのは嫌だという人はこっちで良いと思います。2ヶ月ほど持つそうですし。