布団などの紫外線殺菌は大抵無意味な理由

アレルギーの血液検査には以下のようなものがあります。

一般的なアレルギーの血液検査項目

  • ハウスダスト
  • ヤケヒョウヒダニ
  • スギ
  • ヒノキ
  • ハンノキ
  • シラカンバ
  • カモガヤ
  • オオアワガエリ
  • ブタクサ
  • ヨモギ
  • アルテルナリア(菌)
  • アスペルギルス(菌)
  • カンジダ(菌)
  • マラセチア(菌)
  • ネコ皮屑
  • イヌ皮屑
  • ゴキブリ
  • ミルク
  • 卵白
  • オボムコイド
  • 小麦
  • ソバ
  • 大豆
  • ピーナッツ
  • リンゴ
  • キウイ
  • バナナ
  • ゴマ
  • 豚肉
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • エビ
  • カニ
  • サバ
  • サケ
  • マグロ
  • ラテックス

私の場合は以上でした。幸い、以前に高い数値を示していた項目がかなり低くなっており、日常生活でも無意識に掻き毟って皮膚が真っ黒になることもなくなっています。その分、長期で薬の量が増えていますが。

布団などの紫外線殺菌の意味が無い理由

さて、この項目の中には菌がいくつかありますが、特に有名なカンジダは性病としてとらえられがちです。ですが、別に性病ではありません。
http://ilabo-cyto-std.com/std_list/candida

アルテルナリアとマラセチアは聞いたことがないのですが、アルテルナリアは植物や土壌に存在する菌、マラセチアは普通に誰の体にも生息している常在菌だそうです。アスペルギルスは空気中に常に飛んでいるようなものであり、観葉植物やその土壌、エアコン、粉塵、あらゆる場所に存在するのだそう。そして、免疫力が墜ちている時に悪さをする。

そんな状態で布団だけ除菌したところで意味があるのかということです。これらの菌のアレルギーを持っている人にとっては、布団クリーナーの殺菌機能は意味があるかもしれません。ただし、布団クリーナーの紫外線殺菌機能というものの機能がどれだけのものかがいまいちはっきりしない。

そして、アレルギーが関係ない場合、布団よりも自分の手の方が菌が多いでしょう。手を洗ったところで部屋のあちこちに触るし、お金にだって触る。スマートフォンなんかもポケットに入れていれば暖かい場所でどんどん菌が増えていきます。

布団よりも自分の方が菌だらけです。