エアコンのシロッコファンとその周辺にカビが大量発生していたので、エアコンの洗浄を業者に頼むことにしました。清掃業者に頼んだのは私の場合は最もコストパフォーマンスがよい方法だったからです。今回エアコン洗浄を頼んだのはおそうじ本舗でした。
エアコンの寿命は10年しかない
エアコンの寿命は約10年と言われています。メーカーが部品を保証しているのが生産終了後9年程度で、通常利用での劣化が進むのがそのあたりだからです。そして新製品は毎年のように出て毎年のように生産終了されるので、実質的には寿命が買ってから10年程度になってしまうのです。ただし、エアコンをそれほど利用しない家庭の場合は10年より長く持ちます。私の場合はエアコンを猛暑の始まった一昨年以前はほぼ利用しておらずまだまだ長持ちしそうな状態だったので、エアコン交換ではなく洗浄を選びました。
ホコリよりカビが問題
自動清掃機能ではホコリを自動的に掃除してくれます。
しかし、長く使用すると内部にカビが発生します。これは寒暖差でも起きることなので、ホコリはほぼ関係ありません。ダメ元で自分で掃除するのもいいのですが、壊れることを前提に掃除をした方がいいでしょう。実際に私も事情があって異常に粉じんが内部に侵入した際に自力で掃除しましたが、かかった使い捨ての薬剤や道具の金額を合計すると7,000円ほど。時間にして数時間かかりました。
カビはどんな利用方法でも10年も経たずに生えてくる
それから何年も経ち、エアコン内部で掃除ができなかった部分にカビが大量に発生していました。以前掃除したときは粉じんがメインの汚れでしたが、もともとカビにアレルギーを持っていることもあり、奥に生えているのを見た時点でやる気がなくなってしまいました。徹底的に掃除をしないとどうせカビはあっという間に増えるので、今回は業者に頼むことにしました。
今回エアコン洗浄を頼んだのはおそうじ本舗
今回頼んだのは近所にあったおそうじ本舗。型番を伝えると、単純な構造のものなので状況にもよるが11,000円ほどで済むとのこと。自力で道具をそろえるよりも安くて早くて楽なので、さっそく日程を伝えて頼んでみました。キャンペーン中だったので税込みで11,000円です。かなり掃除のしにくい設置場所だったのですが、壁際にエアコンの端を寄せてはいなかったので簡単にできるとのことで見積もり通りの金額で作業開始です。コストパフォーマンス的にも自力で中途半端な掃除をするよりいい。
準備から洗浄終了まで1時間で完了
手早く道具を用意して始まる洗浄作業。そして作業をみていると出てくるわ出てくるわシロッコファンについていた真っ黒なカビを含んだ水。しかし、すこしするとほとんど透明な水しか出なくなり、それでもしつこく洗浄を行って、水が流れる間に周囲のパーツの洗浄を行い、と繰り返しているうちにぴかぴかになっていました。その間たったの1時間。あの自力での洗浄の苦労は何だったのか。これでも年数から考えると部品は綺麗な方だったそうです。簡単に掃除できる部分は掃除していましたからね。
洗浄後の風の臭いが変わった
エアコンの試運転をすると違和感のあった臭いが消えて、良くも悪くもエアコン独特の匂いが復活。体調も悪くなりません。
話によると環境の条件が悪くなければ洗浄は3年に1回程度で十分だそうです。条件によっては毎年洗浄している方もいるそうです。特別古い機種の場合は部品の劣化が進んでいるので取り替えた方が早いとのこと。
エアコンのルーバー内部やシロッコファンを見てホコリのようなものがついているなら、ほぼカビだそうなので、部屋のほかの場所にカビの胞子を飛ばす前にさっさとエアコン掃除をしてもらうのが一番ですね。冬ならガラス窓の結露にもカビが生えやすくなりますし。
清掃業者は信頼できるところに
地元に業者がある方はそこに頼むのが早いですし、どの業者でもかまわないとは思います。
ただ、おそうじ本舗は保険に入っているので、周囲に傷がついたり物が壊れたりしても保証してくれるそうです。
パーツが壊れてもメーカーに部品がある場合はきちんとメーカーから取り寄せたり取りに行ったりして対応してくれるそうな。
ちなみに家庭用エアコン選びの際には自動清掃機能はあまり必要ありません。むしろ分解に技術と時間がかかる分、洗浄の見積もりが高くなってしまうとか。実際にホコリの掃除なんかそんなに手間でもないのに、内部のカビを気にしないなんてナンセンスですからね。