iPhone:アプリ「Human」の電池消費を極限まで抑える使い方

ヘルスケアに関連するHumanはそれなりにバッテリーを消費します。その消費電力を極限まで抑える使い方です。

バックグラウンドで動作するだけでヘルスケアに消費カロリーやサイクリングなどの結果を記録してくれる便利なアプリです。

主な使い方はカロリー計算、ルート記録、活動記録、活動時間記録です。

この中で最も電池を消耗しているのが活動記録はサイクリングやランニング、交通機関の判別、ルート記録です。これはGPSやモーションを組み合わせて判断しているからだと思われます。

だからこれらの機能を使わなければいいのです。

Humanの追跡を普段はオフにしておけばバックグラウンドでも動作しないので全く電池を消費しません。

何言ってんだそれじゃ意味が無いだろう、という人。ちょっと待ってください。使い方の問題なんです。

Humanは追跡をオフにしていても後でカロリー計算してくれる

でも自動でカロリー計算してくれるし……というのも実は問題ありません。

歩数計はiPhoneのモーションをオンにしておけば端末に記録されています。

実はHumanを起動すると、その記録を元にして過去の分を含めてカロリー計算や運動時間を計算してくれます。

ずっとオフにしていてもiPhoneが歩数を記録していればカロリー計算や活動時間をHuman自身に追加し、カロリー計算をヘルスケアに記録してくれます。これは当日だけでなく、過去の分も同様です。

多少のずれはあるでしょうが、正確に計りたいなら専用の活動量計を使った方がいいでしょう。スマートフォンで何でもかんでもやろうとするのが間違いです。

本格的に運動する時間だけオンにすればいい

とはいえスマートフォンでざっくりとした指標でいいからデータを出したいというのは利便性から言えば当たり前のこと。

そんな場合は、本格的に運動をする時間だけHumanの設定で追跡をオンにするだけです。

考えてもみてください。ウォーキングの習慣くらいならランニングやサイクリング、交通機関の判別など全くの無駄です。ルート記録も同様です。移動中に確認することもほぼないですよね。

ルート記録なんかはGoogleタイムラインにでも任せておけばいいですし。

電池消費は塵も積もれば山となる

ことわざそのままで、一つ一つのアプリでは消費が少なくても全体で見れば大きいことも多々あります。

スマートフォンは大容量化が進んでいて、きちんと整理していないと何かとバックグラウンドで動かしているアプリが増えているのでなおさらのこと。

他にも色々と便利だけど電池消費が激しくて使うのを止めたアプリがあるのなら、もう一度使い方を割り切ってみるのもいいかもしれませんね。