山歩きなどで1番に汗をかく汗をかく部分はリュックを背負っている背中です。移動中は防寒具を背中に当てているのと変わりません。
ここを涼しくしてくれるのが空調リュックです。空調服や空調ベッドを出しているメーカーが作っています。
というか軽く汗をかいていると寒いくらいなので、日陰では電源を切ることもしばしば。
単三電池4本でも8時間くらいは連続稼働し弱だともっと長く動きます。バッテリーなら24時間超え。
背中が汗でべたつかなくなる
構造は背中に空気の通るパッドを挟み、そこにファンで空気を送り込むだけです。パッドの隙間から背中に空気が当たり、涼しく保ってくれます。
要はリュックを下ろして風通しのいい場所にいるいる状態に保ってくれるということ。汗の気化熱で体温調整をする人体の代謝を利用する自然な原理です。エアコンで冷えるような感じではありません。
町歩き程度ならつけっぱなしにしているだけで背中のリュックの暑さは忘れられます。冷房のかかった電車でおなかに抱えるとちょっと気持ちいい。冷えすぎないように注意です。
弱点は湿気の多い日などには効果が薄くなってしまうこと。それでも本格的に汗だくにならない限りはほぼ乾いた状態が続きます。
使い方は簡単でリュックにベルトで固定するだけ
上部は落ちないように、横はずれないようにベルトを巻くだけなので、普通の構造をしたリュックならどんなものにでも取り付けられます。特に気をつけることもありません。
推奨はしませんが、単にバッテリーでファンが回っているだけなので、別製品である空調服のバッテリーを使えば24時間以上は連続使用できます。私が町中を出かけるときにはこちらを利用しています。高速回転させるとファンの寿命が縮むので標準回転のみですが、それでも日陰に入れば寒いくらいです。
リュックを多用する人にはお勧め
空調服はちょっと大げさで出かけるには着にくいというのもあるかもしれないが、リュックを背負った散歩のお供に最適です。
ファンが回る以上、多少の音はします。とはいっても電車に乗っていたら耳を寄せないと聞こえない程度。気になりません。
水分さえ取っていれば背中から熱を放出してくれるので、熱中症対策にもなります。
見た目はちょっと気になる人がいるかもなんですけどね……。私は気にならないんですが。