洪水警報で河川氾濫の浸水領域が見つからない時の検索方法

各地で大雨が降っています。各地で避難勧告が出ています。

そこで、各地の河川が決壊した場合に水没する地域を調べる検索ワードを紹介します。というのも「地域名 浸水領域」などでは、ほぼ検索には引っかかりません。

検索ワードは「ハザードマップ」

とにかく水害でどうなるかの予想図は「地域名か川の名前 ハザードマップ」で出てきます。

浸水した時に避難する建物の階数など、目安も記されていることが多いのでチェックしておきましょう。

大体はPDFという、誰でも管理しやすいファイルを用意しています。

回線が混雑する前にさっさとスマートフォンなどにダウンロードしておくと後から即確認できるのでお勧めです。

安否確認や基地局の問題で回線が重くなってからだと、電池消耗をしてしまう原因にもなってしまいます。

「ハザードマップ」この言葉、聞いたことはあるかもしれませんが、ぱっと思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。

府や県のホームページ上の警報や避難勧告からリンクでも張っておいてほしいものなのですが、一切リンクがありません。普段から確認しておけというお達しのようです。

この不親切さがお役所仕事といわれるんですがそこのところどうにかして欲しいですね。

避難所に向かう道が見えない場合

浸水してしまって避難所に向かう道が危険な状態になっている場合は、むしろ逆方向の避難所に逃げた方がいい場合もあります。

とにかくネット環境のある人はハザードマップを確認して安全な場所かつ、標高が低い道を通らないようにして移動しましょう。

取り急ぎ。避難勧告のアラームが何度も大音量で鳴って叩き起こされるので思わず通知を切りたくなってしまいますが、浸水する地域の滞在中に警報を切るのは不用心なので疲れます。

ライブカメラは重いだけで大して意味はない

ライブカメラや静止画を見て避難なんかしません。

集団心理で逃げ遅れないよう注意する

とにかく助かりたいならさっさと避難します。誰も避難していないから避難しない、というのは火事で全滅するパターンです。

正常性バイアス - Wikipedia

この正常性バイアスというのは、部屋に焦げ臭い煙が充満していようと周りの誰も逃げなければ誰も逃げない、結果は全滅、というものです。

近所の人が逃げていないからといって大丈夫とは限りません。

自分の家の作りをきちんと理解して、それでも大丈夫という判断なら自己責任です。

いざという時に大丈夫そうな他の人の家に飛び込む位の迷惑をかけるつもりがないのであれば、いち早く避難所に向かうべきです。

現在は支援物資などが即届くことも多いので、多少浸水しても大丈夫な家にいて食料や水不足に陥るとは考えにくいのですが、それでも後々のことを考えれば気まずいものです。

もちろん、家が2階までしかないなどであれば、さっさと避難した方が身のためです。

余裕があれば、土嚢やビニールシート、持ち運びにくい貴重品の高所への移動などを済ませられると帰ってきたときのダメージが減りますが、ほどほどにしておかないと逃げる時間がなくなるのが悩みどころです。