googleさん的にはこういう話題はどうなんだろう。まじめな話なので許してもらえると信じているけれど。
ウォシュレットがあると切れ痔――裂れ痔と書くとより痛そうに見える――が早く治ります。肛門の裂傷は色々な原因で起きるけども、一般的には大便を強く通過させてしまう、座る際に変な感じに引っ張ってしまった時などに起きる。いや、起きた。文字通り裂けます。トイレットペーパーに血がついた時はかなり憂鬱。
他の場所であれば絆創膏で擦れなどによる痛みが軽減できるけれど、用を足すたびに貼り替える訳にもいかない。結果、清潔かつ安静にする以外に治療法がない。辛い。
清潔にするにはウォシュレットを使うのが一番
ウォシュレットの「水で洗う」のは治療の基本です。擦り傷だって、不純物を水で軽く洗い流さないと化膿して長期化、悪化してしまう。その点、菌の死骸の塊でもある大便が付着する肛門はきっちりと洗わないといけません。
手を使わずにシャワーで洗えるウォシュレットは理想的です。
正しいウォシュレットの使い方
そんな便利なウォシュレットですが、基本的な使い方は水を当てて肛門のシワ部分に残る大便を流し落とすこと。
なのですが。
間違えた使い方をしていることも多いようです。なんてったって他人に聞くようなことでも、自分の使い方を話すことでもないから、間違えていても気づかない。ずっと間違えたまま使っているのもよくない。何かあったときに余計に恥ずかしい思いをするかもしれません。
拭いてからウォシュレット
一度拭いて残ったものを流し落とすのが目的です。浮く前に当てると、大きい塊が飛びかねません。
肛門の周囲を洗う
ウォシュレットで洗うべき場所は、肛門回りであって、肛門の中ではありません。肛門を広げて直腸の入り口の粘膜を洗うのは間違いです。緊張が解けてリラックスしている瞬間なので、無意識に当たってしまうこともありますが。
水圧は強くなくていい
温水であればそれほど強くなくても流れます。以前に出しながらウォシュレットを使う人を見かけましたが、その人の後は酷い飛び散りがありました。水圧が強ければ強いほど酷く飛び散りやすいので、普通の方がトイレ掃除にも優しいです。
ところで実際に裂れ痔が治りやすいのか
裂れ痔の話に戻りますが、治りやすい、というよりも悪化しません。どうしても擦れる痛みがあるので、ウォシュレットで清潔にした後は専門の薬なり、裂傷の薬を毎回塗っておく方が気分が楽です。