iPhoneのバッテリー消費が設定のリセットでマシになった

iPhoneを使っているとやけにバッテリー消費が早くなっていることがあります。これを解決するのに工場出荷状態、つまり復元をするという方法が一番確実ではあるのですが、再設定が面倒くさいのでなんとかしてみました。

まずは問題を探してみたもののなかなか見つからない。

どのアプリもそれほど消費していない謎

設定のバッテリー項目を見ても、特にこれといって目立つ消費をしているアプリがありません。

iOS11あたりから設定のバッテリー項目にバッテリーの健康状態を公式で診断してくれる機能がついたので確認しても80%以上はある。これは80%あたりからバッテリー交換の対象となるということで、まだまだ現役の数値です。しかし、妙にバッテリー消費が早く感じる。

そこで一つ一つ確認してみました。

GPSを使用しているアプリがあるか

常に使用しているアプリは存在するものの、いままではそんなに早くバッテリー消費することはなかった。

しかし、バージョンアップで何かしらの問題が起きている可能性もあるので一つ一つチェックしたのですが、どれを使っても同じように消費するのでどれが悪いかはわからず。

システム側の設定も見直しましたが、設定項目が増えている分は毎回チェックしているのでこれも原因ではない。

データ通信をしているアプリはあるか

データ通信が多いアプリがあるか。これは今までの累積データがあるので1度データ通信の一番下にある設定でリセットして数日様子をみました。

しかし、データ通信を全くしないでいてもバッテリー消費は早いまま。

内容的には特に異常は見当たりません。

プロファイルを確認する

格安SIM用のプロファイルとBuffaloルーター簡単設定用とWi-Fiスポット用のプロファイル以外は存在しません。普段は格安SIM用プロファイル以外必要ないのでさっくり消去してみました。

これで変化するとは思えなかったし、実際に変化はなかった。

全部の設定をリセットで少しましになった

一般>リセット>すべての設定をリセット

この項目で設定を消去したところ、多少の改善が見られました。どこかの設定がバッテリー消費していたのでしょう。

この設定で消えるのはプラバシーやWi-Fi設定、チュートリアルの初期化、Touch ID、キーボード設定、Siri、システムなど、実際のデータではなく設定のみ。

多少面倒ではありますが、初期化よりは楽です。

そしてここで設定し直さないアプリはほぼ使っていない忘れているようなアプリなので、部屋の整理と同じく捨ててしまって問題ないでしょう。思い入れがあって再度ダウンロードできないのでもなければ必要ない。容量の節約にもなって一石二鳥です。

それでも以前よりバッテリー消費が早く感じます。噂によるとWi-Fiの5Gに接続すると起きる場合があるそうですが……早く直って欲しい。