iOS10でATOK Pad をBluetoothキーボードで使う方法

Atok Pad for iOS はiOS11から使えなくなりました

ATOK for iOS [Professional] | ATOK Passport |【公式】ATOK.com
2023/10/3にインライン入力、テンキーマルチタッチ対応アップデート開始。iPhone、iPadでも、ATOKならではの高精度な変換を。

iOS10までの対応です。販売終了なのでアップデートも絶望的ですね。

以下はiOS10までの話です。

この記事もリュウドのBluetoothキーボードで書いています。

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使えなくなったという話を見かけたので、そんなことはないよーと助けになれば。以前からの問題は解決していないのであしからず。

まず、IMEのエラーがでている人は、英数キーを押してみるだけで使えるようになる可能性があります。それでも使えない場合の対処法です。

以前の設定項目

一般>キーボード
ここで英語キーボードを設定しておけば使えました。

iOS10以降ではBluetoothキーボードを接続した時だけに項目が追加される項目があり、そこを設定することで使えるようになります。

新しい項目の設定内容

Bluetoothキーボードとの接続中だけキーボード項目のすぐ下に、ハードウェアキーボードという項目が追加されるので、そこを設定します。

おそらく日本語で使っている場合は、自動で英語と日本語かなの2種類になっています。

書き始めが必ずシフト入力になる設定である自動大文字入力をオフにします。

あとはoption+スペースで日本語入力を選んで書き始めるだけ。

以前の設定項目の場所が移動しただけです。

それでもIMEの警告がでる場合

まずはキーボードの英数キーを押してみてください。

おそらくですが、英数のキーボードが選択されている状態で、英数入力状態の時のみ正常に動作します。

ついついかなキーを押してしまいがちですが、そうすると確実に警告が出てスペースしか入力できない状態になります。英数を押しましょう。

ATOK Pad for iOSを愛用していた人はまた快適な入力環境が復活します。

各種連携もわりと対応しています。

既存の問題はそのまま

ただ、私の環境では文節の選択や伸縮がいまのところできません。メモの消去はスワイプで表示されるにも関わらず、ファイルを開いてから削除でしか消せない。特に文節の選択や伸縮は困ります。どうしよう。

今からATOK Padの購入を検討している人はやめておいた方が良い

肝になる機能が複数使えない状態で放置されているので、アップデートされて評判が元に戻ってからですね。iOS側がハードウェアキーボードの解放を行ってくれればいいのになあ。